あなたの大切なものに向かい合い
土地のもつ個性を活かし
つくり手の技を引きだして
次の世代につなげることを目指します
「大切なものに向かい合う」
家づくりは、本当の自分に向き合うよい機会です．
自分たち家族が、本当に大切にしているものを、改めて考えてみてください．
「こうあるべき」から解き放たれて、本当は自分は何がしたいのか
それに向き合うのが、家づくりのスタートだと思うのです．
プランを考える前に、家について話し合いながら
自分の本当の気持ちに気づいてもらえるような、
そんな打ち合わせができればと思っております．
そして始めにそれを見つけることができれば
迷いなく進む道を決められるでしょう．
「土地のもつ個性を活かす」
家を建ててから長く暮らすうちに
やっぱりこの場所に住んでよかったと思えるようにしたいのです．
そのためには、土地の良さを探して、それが毎日の生活で繰り返し味わえるように
仕掛けをつくることが必要になってくるでしょう．
その場所だからこそできる家のかたちを、見つけていきたいと思います．
「つくり手の技を引きだす」
私は設計はしますが、実際に形を作るのは専門業者さん、職人さんたちです．
結局はこの人たちが力を振るわなければ、家は建たないのです．
職人というと頑固なイメージですが、本当に優れた職人さんは
機転も利くので技術の応用の幅が広いものです．
事前によく話し合って設計意図を十分に伝え
それを実現する方法を素直に相談することで
ともに難題に立ち向かう心強い味方になります．
最終的に、施主、設計者、職人全員が達成感を共有できれば
その仕事は成功といえるでしょう．
「次の世代につなげることを目指す」
先祖代々暮らした古い民家があったとします．
時代が違っても、全員に同じ記憶があるわけです．
面白くて、素敵なことです．
戦争、そして高度経済成長によって多くの貴重なものが失われた今
再びその価値を持ちうるものを生み出していきたいのです．
世代を超えて住み繋いでいける家をまた増やしていく
それによって職人と技術もまたつながっていく
自分ができることは少ないかもしれませんが
せめてその一端を担えれば、本望です．
